90車のオーナーが抱え悩む、年相応に発生するトラブル対応例をいろいろ綴ります。

ギアが入らない症状、クラッチペダルを踏むと異様に踏みしろが浅い、踏み込みが軽い

原因:クラッチの油圧フルード漏れ
修理内容:クラッチフルード、リザーバタンクASSY交換

いつものように車をスタートさせると、クラッチペダルに違和感、なんか、踏みがいつもより軽い。さらに、ちょっとゆるめただけでギアがつながる。これは何なのかなと気にせずにいたら、ある日ギアが入らなくなりました。走行不能。

クラッチペダル軽すぎの原因は油圧オイルの全損失

この故障は初期症状がでます。

私の場合、ペダルの踏みこみが極端に軽くスカスカな感じになり、異様に浅い位置でクラッチペダルが効くようになり、踏み込んだあとちょっとゆるめただけでギアがつながるようになりました。これが初期症状でした。

いつもと違う位置でギアが入る,もしくは、いつもの位置でギアが入らない、
こんな時はクラッチの不具合のあらわれ、だと認識し早めに修理工場へ行くことをおすすめします。

これは、油圧式クラッチペダルに関していえる症状と原因なのですが、油圧式=パイプ内のオイルが動いてクラッチを動かす 構造なので、オイルがなくなったり気泡が入ったりしたら作動しなくなります。

冒頭記述の通り、ちょっとゆるめただけでクラッチがつながるようになったら、
ボンネットをあけて、クラッチ油圧フルードのタンクに、適正量があるかどうかを疑ってみてください。

クラッチペダル オイル リザーバ

もし規定量のラインより減っていたなら、ここはエンジンオイルのように簡単に減るものではないので、早々に修理です。ギアが入らなくなる前に。

これは素人でどうにかなる故障ではなさそうなので、任せた方が安心だとおもいました。

私の場合、ASSY交換となりそれなりに高価な修理費用となりました。

当然のことながら、現在は不具合なく好調です。