90車のオーナーが抱え悩む、年相応に発生するトラブル対応例をいろいろ綴ります。

バッテリー交換、新品ではなくリサイクルバッテリーを使用

今ついているバッテリーが交換目安のマークがついたため、楽天通販で購入・自分で交換することに。そこで今回は、価格が圧倒的に安価なリサイクル・バッテリーを導入することにしました。

新品と遜色なし! リサイクルバッテリー

リサイクルバッテリーとは、簡単にいうと使用済みにて改修されたバッテリーを極板結晶除去・電解液交換・などを行い新品と同じコンディションにしたもの。

リサイクルバッテリーを使うメリットは、なんといってもその価格の安さにあります。
今回私が購入した「55B24R」規格のリサイクルバッテリーは、5,000円ちょっと。新品だと、どんなに安い店でも10,000前後します。

その一方で、一度使った製品をもう一度使うことへの不安要素が気になる方もおられます。
一番の疑問は、新品との性能差 かと思われます。

そのことに対する、リサイクルバッテリーを取り扱うお店の回答です。

「バッテリーが機能を失うのは、電極板に付着するサビや結晶が原因なので、本体筐体そのものは経年劣化がみられない場合そのまま新品同様に再利用ができます。」
「電極板をクリーンアップし、接続端子を研磨し、電解液をすべて交換することで完全リフレッシュが可能、新品と同等のコンディションが蘇ります」

つまり新品とほとんど変わりないということ。です。

自動車ガラスくもり
厳重な梱包で届きます。外観は綺麗で新品同様。

交換は自分で行うか、お店へ持ち込み交換をお願いすることになります。お店の場合規定の交換技術料が別途発生します。場合によっては割高になる可能性もあるみたいです。
私の場合素人ながら自分で交換しました。交換手順を書いた説明書まで付属してくれていますので、自分で交換するのが初めてという方でも大丈夫かと思います。ただし注意点もあります。バッテリー取り扱いの基本的な注意事項と同じです。

  • バッテリーは重いので取り扱い、特に落としたり転倒させないよう気をつける
  • 中の液体=電解液は希硫酸なので素手で触ってはいけない。また、車内で転倒させたりして液漏れを起こさせない
    (これはトランクでやらかしたことがあり、塗装が下地ごとはがれました)
  • 自動車に接続された状態でプラス端子とマイナス端子を同時に触らない

などです。

バッテリー交換手順

交換手順は簡単。固定具をはずし、端子を外して、バッテリーを抜く。

外すのはマイナス端子が先です。
バッテリー交換

新しいバッテリーを同じ場所・同じ向きで設置、
プラス端子から先につなぎ、次にマイナス端子をつないで、
最後に固定で固定。
バッテリー交換

エンジンスタートして正常に動作するかチェック。これで完了です。

プラスの端子にはゴムカバーがありますから確実にかぶせる、その前にナットがしっかり固定されちょっとした振動で外れたりはしないか、
プラスとマイナスを逆にしていないかを確認、です。

あとバッテリーはそこそこ重いので、ムリしないよう。

それと、中の液体=電解液 は、希硫酸ですので指に触れたり手にかかると痛いです。

外した使用済みのバッテリーは着払いで購入元へ送れば、回収してくれます。
送り状も用意してくれております。

そのため空箱はつぶさないで大事にとっておく必要がありました。

使用済みバッテリーは勝手に破棄できません。不法投棄になります。なのでせっかく添付された着払い送り状ですので、購入店へ送ることをおすすめします。
そのバッテリーがまたリサイクルに使われます。とてもエコロジー貢献。

使用感はというと、
リサイクルバッテリーだからセルの周りがイマイチとか電圧が安定しない、なんてことはありません。そんなのは風評。
新品とまったく変わらず。元気に始動してくれます。

これなら次の交換バッテリーもリサイクルで十分です。

そして月日が流れ、次の発注で5回めのリサイクルバッテリー使用となります。リピート確定商品です。

CR-Xデルソルのバッテリー規格は、55B24R。
車種ごとに規格が異なりますので、間違えないよう、今ついているバッテリーを調べてからの購入がよいかと思います。