■マニュアルルーフの開け方手順■
■トランクを開けます■
トランクはトランストップと違い垂直上昇はせず従来の乗用車と同じ開き方をします。
■サイドウインドウを下げます■
下げずにルーフをムリヤリはずそうとするとウェザーストリップを痛めますので注意。
■ルーフレバーを動かしてロックを解除します■
左右のルーフロックレバーを動かします。これがロック解除された状態。
■ルーフを少しだけ持ち上げて手をすべりこませます■
写真が塗装面絶賛劣化中のものですみません。
すこしだけルーフを持ち上げて、手を滑り込ませるように、ルーフの両サイド(正確には前後)のまんなかへんを持ちます。夏場は熱いので素手ではなくタオルをあててからのほうがよいです。
■両手でしっかりルーフを掴んで、腹にあててテコ原理で持ち上げます■
重ね重ね劣化中のものですみません。
両手にルーフを持ったら、腹にルーフを当てて、ここを支点に、テコの原理を利用してルーフを持ち上げます。
その時、ルーフは必ず垂直状態にします。この方が移動しやすいからです。ただし、風のあおりをモロに受けますので、風向きにルーフを「帆を張った状態」にしないよう注意がいります。
ひとりで撮影ができなかったため持ち上げた写真がございません。申し訳ございません。
■トランクのルーフステイへ、ルーフを滑り込ませます■
ルーフをトランクフタなどに当てないよう気をつけつつ、ルーフステイへ置きます。
■ルーフ固定レバーを動かし、ルーフを固定します■
左右のルーフ固定レバーを下へ引き、カチッと音をさせて固定させます。
解除する場合はレバー先端にあるスイッチを動かすとはずれます。
■トランクを閉めて、完了■
リアウインドウも下げます。ここが上がっていると下がっているとでオープン感が異なる。実に不思議なもんです。
ルーフがトランクを覆った状態になりますが、この写真のようにルーフステイが可動しますので荷物はほぼ同じ容積で積載可能です。どこかの車ポータルで何も積載できなくなるとか記載ありましたがあれは間違い情報です。ライターの情報収集不足です。
私この一連の行程を1分弱くらい、最速で約30秒でやっちゃいます。慣れればトランストップよりはるかに早いです。
重くて一人ではムリとかいう情報も当時はありましたがどこの軟弱坊やなんだと思っておりました。が、ルーフにもそれなりの重量があります。女性にはひとりでこの行程をこなすのは過酷かも知れません。説明書にも、必ず二人で行ってくださいと書いてあります。
もしこのやり方で万が一ルーフを落としたり傷つけたりしたとしても、自己責任でお願いします。
ルーフを元のクローズ状態にするには、この行程を逆の順に行います。